低用量ピルの副作用

ピルの中では、低用量ピルはさまざまな副作用を大幅に軽減した安全性の高い避妊薬です。

避妊効果だけでなく、生理痛の軽減、出血量の減少、そして生理が定期的になり、またスケジュールに合わせることも可能など、数多くのメリットを持っています。

しかし、最近はHIVをはじめとする性病もかなり増加していますので、防止のためにコンドームとの併用をおすすめしています。

大きな副作用として:乳がん、子宮がん、血栓症になるおそれがあります。20歳代で1万分の1位の確率で発生すると言われています。

乳がん:自然な発生でも年齢とともに増えてしまう傾向があります。

早期発見として、自己検診がとても有効です。乳房の外側上方に発生する可能性が多いです。

子宮がん:当クリニックでは初診時に子宮がんの検診を行っています。性交感染症といった場合には、1年に1度の検診を受けてください。

血栓症:突然の足のむくみ、呼吸困難などで発症します。

喫煙のほか、年齢や血栓傾向の抗体などが発症率を向上することができます。リスクを避けるために、できるだけ禁煙したほうがいいです。

小さな副作用として:頭痛や吐き気など、ちょっとした体調不良になる恐れがあります。

1シート目の1週目は全体で1/3程度、3シート目になると1/20程度の確率で発生すると言われています。

こうした小さな副作用のほとんどは服用を続けることでだんだん恢復できるようにします。

短期的:頭痛、吐き気、乳房の張り、体重増加、にきびなど 長期的:出血、微熱など

低用量ピルにはいくつかの種類があります。それぞれ小さな副作用の出方が違いますので、初診時にそれぞれについてご説明しています。

初診と2回目の受診時にそれぞれ1ヶ月分を渡しているのは、患者が問題なくその薬を飲み続けていけるかどうかしっかり確認する意味もあります。

ピルは毎日飲み忘れないで服用することが不可欠なので、ご負担なく飲み続けることができるかどうかがとても重要です。

また、にきびに関しては、できにくいピルもあります。こういう小さな副作用は、同じ時間に毎日飲み続けることでほとんどは完治できます。